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執筆者の写真広報A

教職員から見る災害体験VRの有用性(日高村で行われた防災体験学習の打ち合わせと体験説明会)

更新日:7月9日

学校での防災体験学習で「災害体験VR」をご利用いただくため、高知県の日高村にある小学校で行われた現場打ち合わせに参加させていただきました。



日高村について

高知県高岡郡日高村は県内に6つある村の1つで、高知県の県都から車で約30分のところに位置します。

村の北部には仁淀川が流れ、屋形船や美しい山々を見ながら川でのアクティビティを楽しむことのできる自然豊かな土地です。

また、土佐で有名な芋けんぴ。芋屋金次郎の本店も日高村にあり、揚げたての芋けんぴやソフトクリームを購入することができます🍠

日高村で撮影した風景

訪問の背景

春に高知県中西部の各自治体に訪問したところ、”ちょうど村内の学校から防災体験学習の開催依頼がある”と日高村危機管理室の方よりご興味を持っていただき、災害体験VRの体験説明会を行いました。

お話し合いの中で、「防災体験学習」について伺い、実際に先生方にも体験してもらってほしいというご要望を受け、先生方や自治体の方も集まる現場打ち合わせに、私たち白獅子もお邪魔させていただく運びとなりました。



防災体験学習の現場打ち合わせ

日高村で行われる防災体験学習では、VRや水消化器などの災害に関する体験展示が用意され、小中学生とその保護者の皆様が参加されます。

今回の打ち合わせでは、「災害体験VR」を校長先生、教頭先生を始め、多くの先生方に実際にご体験いただき、当日児童が体験できるものであるか、当日の体験の流れ等をご判断いただきました。

先生方自身のご感想や「災害体験VR」が児童生徒に与える影響について、学校の先生ならではのご意見を賜ることができ、現場打ち合わせへの参加は私たちとしても貴重な機会となりました。


当日も白獅子スタッフが現地へ伺い、VR体験コーナーを担当する先生へのレクチャーや設置を行います。


また、VRを体験できない人のために、電子黒板(モニター)に災害コンテンツの映像を映すことはできないか、というご要望をいただきました。

隣で実際にVRを見ている映像を出力するミラーリングは、機器の充電消耗が激しいこと、映る範囲の狭さや画質の問題から、弊社では代わりにモニター上映用に編集した映像コンテンツをご提供いたしております。

モニターでの災害コンテンツ映像の上映は広範囲の方にご覧いただけるため、様々な事情でVRの体験が難しい方に向けた展示としてだけでなく、防災イベント等で興味を持っていただくアイキャッチとしてもご利用いただくことができます。


小学校での先生方がVRを体験してくださっている様子の写真
現場打ち合わせの様子


村内の中学校での「災害体験VR」体験説明会

現場打ち合わせの後、日高村危機管理室からご紹介をいただき、日高村内の別の中学校でも先生方を対象に「災害体験VR」の体験説明会を行わせていただきました。


リアルな災害映像に先生方はとても良い反応をくださり、ぜひ来年度以降の防災教育に取り入れたいというお言葉もいただきました。

突然の訪問となったにも関わらず、多くの先生方がご体験くださり、また色々とお気遣いくださり、ありがとうございました。

木の温もりを感じられる校舎がとても魅力的でした。

日高中学校の校門、校舎の写真
日高中学校での先生方のVR体験中の様子

今回の学校での体験説明会や防災体験学習での展示の事例が、他の地域での防災教育の実施のためのお役に立てますよう今後とも取り組んで参ります。



(株式会社白獅子 広報担当A)

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