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執筆者の写真広報SC

「次の世代へ未来を紡ぐ、真庭市の防災力 ―地域の知恵とVR技術が創る新しい形―」

岡山県北部に位置する真庭市。

中国山地の豊かな自然に囲まれ、蒜山高原や新庄村との県境には上蒜山、中蒜山、下蒜山の「蒜山三座」がそびえ立ち、旭川が市域を南北に流れる自然豊かな地域です。


この地形は美しい景観を生み出す一方で、土砂災害や河川氾濫などの自然災害リスクも内包しています。


11月7日、真庭市役所で開催された「真庭市防災会議」において、私たちは災害体験VRを展示する機会をいただきました。

この会議は、地域防災計画の見直しや避難行動要支援者の支援方法、自主防災組織の在り方など、地域の防災力向上に向けた重要な議論の場です。


特に注目すべきは、真庭市が直面する独自の課題です。

  • 広大な市域(真庭市は岡山県最大の面積)による災害対応の難しさ

  • 中山間地域特有の土砂災害リスク

  • 高齢化が進む地域コミュニティでの防災体制

  • 旭川流域における水害リスク


これらの課題に対して真庭市では、従来の「行政からのサービス」という一方向の防災対策だけでは十分な対応が難しくなっているという課題があります。

防災を「共に創るもの」へと転換させることは、現在多くの自治体での共通の課題であり、災害体験VRを通じて、私たちも微力ながら、お手伝いできればと考えています。

VR技術を活用することで、

  • 災害の疑似体験による直感的な理解の促進

  • 地域特有の災害リスクの可視化

  • 避難行動の実践的なシミュレーション


を提供することで、課題解決に向け少しでもサポートできないか?と考えています。 行政と地域住民が一体となって取り組む防災。

真庭市への今回の訪問には、私たち白獅子には特別な思い入れがあります。


我が社の営業部長「マイキー」にとって、ここ真庭市蒜山は生まれ故郷。

昨年の秋、幹線道路沿いで出会った猫さんが、今では当社の顔として活躍しています。


地域の方々が「厳しい冬を越せるだろうか」と心配されており、そのマイキーとの出会いは、私たちにとって運命的でした。


今では社内一のダンディな紳士として、その茶目っ気たっぷりの性格で多くの人々を魅了する人気者です。 故郷・真庭市の防災力向上に貢献できることを、マイキーも誇りに思っているに違いありません。


マイキーの故郷である真庭市で、新しい形の防災教育が始まっています。


高齢化が進む地域だからこそ、若い世代への知識の継承と、新しい技術による防災意識の醸成が重要です。

私たちにとって特別な、この地域の未来を見守り、誠心誠意支援を続けていきたいと考えています。


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