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糖尿病体験VRで患者理解を促進



糖尿病体験VRの開発 糖尿病への理解を深めるために、医療従事者、患者、そして未病の方々に向けて、糖尿病の進行過程を「体験」してもらうことを目的として糖尿病体験VRの開発を行っています。 糖尿病はその進行が緩やかであり、初期段階では症状が現れにくいため、予防や早期発見が難しい病気です。

このVRコンテンツを通じて、糖尿病になるプロセスをリアルに体感してもらい、予防や早期治療の重要性を理解してもらうことを目指しています。


岡山大学病院糖尿病センターとの協力 このプロジェクトは、岡山大学研究協力会および岡山大学新医療研究開発センターの紹介により、岡山大学病院糖尿病センターと共同で進めています。

糖尿病センターは、糖尿病に関する専門知識と実践的な治療経験を提供し、VRコンテンツの開発において重要な役割を果たしています。

この協力により、科学的に正確で教育的価値の高いVR体験が実現しています。


第一章:「心筋梗塞になる様子を血管内部から体験」

この第一章では、「血管の内側が傷つき、血管が詰まり血栓ができる、その後、心筋梗塞になる」という過程を体験できます。

喫煙や不健康な食生活によって血管内壁が傷つき、脂肪や他の物質が蓄積される様子を目の前で観察できます。

その結果、血栓が形成され、血流が遮断されて心筋梗塞に至るプロセスをリアルに体感できるシナリオです。

これにより、糖尿病のリスク要因とその結果を視覚的に理解し、予防の重要性を認識してもらうことができます。 また「体験者を怖がらせてはいけない」という配慮から、あまりリアルではない形状、質感で作成を行なっています。


研究発表会の詳細 6月27日、岡山大学にて開催される研究発表会で、この「糖尿病体験VR」を初公開します。

私たちのVRコンテンツもその一環として紹介され、具体的なシナリオや技術的な特徴について説明します。



今後の展望

このプロジェクトの今後の展望として、コンテンツの続編を開発するための資金や研究費を集め、一連の流れを体験できるVRコンテンツを完成させることを目指しています。

具体的には、糖尿病の進行や管理をVR体験として提供し、医療従事者の方は患者への理解を深くし、また患者側も自己管理をしやすくなるような内容を計画しています。

技術的な詳細 糖尿病体験VRは、3DCGによる高度なVR空間開発技術を使用しています。 360°の視野を持つVRデバイスを装着することで、血管内部や心臓内の様子をリアルに視聴できます。 他のVRコンテンツと比較して、私たちのコンテンツは劇場用映画や家庭用ゲーム機のソフトウェア開発で培ったリアルなグラフィックと卓越したプログラミング技術を駆使しており、科学的正確さと教育的価値を兼ね備えています。 このVR体験を通じて、糖尿病の予防や早期発見、そして治療の重要性を深く理解してもらうことを期待しています。 研究発表会での公開を機に、多くの医療従事者や患者に広く利用されることを願っています。 今後のブログ記事では、具体的な研究成果や新しいコンテンツの開発状況についても随時お知らせして参ります。

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